◆■■第17回 古典ブルーブラックって何? [万年筆こぼれ話]

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ご年配だけでなく、お若い方でも

「遺言書」を書くのがはやっているそうです。


くわしくは編集後記で。


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この「ブラック」へのこだわりはすごいです。


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まさにレオン節ですね。


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発売日は、10月中旬とおっしゃっていました。

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 ◆■■第17回 古典ブルーブラックって何?
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■それでは今日の内容です。



前々回「古典ブルーブラック」のお話が出てきたので、

今回はそれについてくわしくお話したいと思います。


現在の染料のインクとは違い、

昔の万年筆インクには、

「タンニン酸」、「没食子酸」、「硫酸第一鉄」などの

成分が含まれており、酸性でした。


筆記したときの青いインクが、

だんだんと紙の上の鉄が酸化して黒くなるので、

「ブルーブラック」と名づけられました。

これが始まりです。



ちなみに、現在ではどのメーカーも

だいたい染料でインクを作っています。


そしてその際に、

万年筆のトラブル防止のために、

pH(水溶液の酸性・アルカリ性の度合いを表す数値)を調整して

なるべく中性に近づけています。


このあたり、セーラー万年筆やパイロットコーポレーションは、

かなり徹底しているようです。

ですので、この両社のインクはすごく万年筆にやさしいです。



逆に、染料インクの全盛期の現在でも

昔のなごりである、酸性の強い「古典ブルーブラック」を

作り続けているメーカーがあります。


それは・・・


●モンブラン


●ペリカン


●ラミー


●プラチナ万年筆


の4社です。


これらのメーカーから販売されている

ブルーブラック(モンブランは「ミッドナイトブルー」)は、

どれも酸性で、いくらか耐水性があります。


そのうちの3社がドイツのメーカーと言うのは

興味深いですね。

3社とも、グレーがかった渋いお色のブルーブラックです。


ペリカンが万年筆を作り始めたころ、

ペン先はモンブランから供給してもらい、

かわりにペリカンのインクをモンブランに供給してもらっていたという

経緯がありますので、

その関係もあるのかもしれません。


同じドイツのラミーも、そのあたりの兼ね合いで

同じ古典ブルーブラックなのかもしれませんね。



あと、国内メーカーの「プラチナ万年筆」は意外でしょう。


このメーカーはかなり「職人肌」のものづくりをするメーカーで、

インクにしても、「尖った」ものづくりをしているようです。


ちなみに顔料の万年筆インクを初めて販売したのもプラチナでした。


そんなメーカーですから、

ブルーブラックに関しても妥協を許さなかったのでしょう。

万年筆愛好家の間でも、かなり評価は高いです。


30ml¥420で耐水性のあるブルーブラックが買えるので、

かなりお得ですね。



■これらの古典ブルーブラックは、

もともと公文書用として使用されていた経緯があります。

ですから染料インクと比べて、書いた文字が長持ちします。


日記や帳簿など、

長く残しておきたい内容を書くに適したインクと言えます。


また、ノートに筆記したときの

「裏抜け(書いたページのうらにインクがにじむこと)」も

あまりしません。


モレスキンやロイヒトトゥルムなどの高級ノートは、

万年筆インクでは裏抜けしがちですが、

古典ブルーブラックなら、大丈夫だったりします。

(線幅やインクフローの良さにもよりますが)


ぜひ一度、試してみてください。



■今回はブルーブラックについて

かなりつっこんだお話をしましたが、

予想通り、けっこうマニアックな内容になってしまいました。


ですから、万年筆初心者の方は、

万年筆にある程度慣れ始めたときに、

今回の内容を思い出してください。


そして、染料のブルーブラックと古典ブルーブラックの違いを

ぜひ試してみてください。


そうすれば、万年筆を楽しむ幅がかなり広がります。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



■■ 編集後記


近頃はご年配だけでなく、

中年や若い方の間でも

「遺言書」を書くのがはやっているそうです。


コクヨS&Tから、「遺言書キット」なるものも発売され、

5万冊以上を販売する大ヒットになったという話もあります。

一冊¥2,415だそうです。


また書店でも「遺言の書き方」などに関する

書籍がたくさん置かれており、

幅広い層に売れているそうです。


遺言書を書く目的としては、

「生活に安心感が生まれる」ということ。


つまり遺言を書くことは、

「人生の終わりではなく第2、第3の新しい人生のスタート」

だということです。


また、「私には相続させるような財産はない」

と思われている方でも、

相続と言うのは、皆さんに平等に発生しますので、

書いておく意味はあります。


そういう方は、

「人生の棚卸し」や「残された人に思いを伝える」という

目的で書かれるのがいいと思います。



しかし、遺言書というのは法的な文書なので、

書き方についてのルールはかなり厳しいです。

キチンと守らないと、無効になってしまうことが多いです。


まぁだからこそ、書籍やキットが売れているんでしょうけど。


そこで最後に、

遺言書を書くときに気をつけるべきことを

いくつかあげてみます。

是非参考にしてみてください。


●あなたの書いた遺言書には・・・


1.タイトルに「遺言書」と書かれていますか?


2.日付を書いていますか?

 (日付が無いと、原則無効です)


3.押印はされていますか?


4.権利を移転する場合、相手をしっかり特定できていますか?

 (子供」や「親」では、複数考えられますので、
  
  お名前や、「長男」、「母親」など、具体的に特定します)


5.相続の場合、「相続する」と書いていますか?

 (よく「ゆずる」と書いてしまいがちですが、

  その場合「遺贈」になり「相続」にはなりません)


6.訂正はルールに沿ってなされていますか?

 (訂正のルールは特に厳しいです。

 具体的には、

 1.二重線を引いて、

 2.押印し、

 3.正しい文章を書き、

 4.訂正箇所と文字数を書く必要がありますが、

 ややこしいので、書き直したほうが確実です)


・・・などなど。


これらようなルールにのっとらないと、

「遺言書」を書いたつもりが

ただの「遺書」になってしまいますので、

注意が必要です。


そして、「遺言書」を書く際には、

やっぱりボールペンではなく、万年筆のほうが

気持ちがこもりますね。


そのご愛用の万年筆の相続先も

きちんと書いておきましょうね。



それではまた水曜日に。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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 ◆■■第16回 金ペンって何ですか? その2
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■それでは今日の内容です。



染料で、万年筆に優しいインクが開発された今でも、

日本人は、「金ペン」にこだわる方が非常に多いです。


その理由は、

「日本の文字に適しているのは、金ペン」だからです!



海外と日本の文字は大きく違います。


海外では「アルファベット」を書きます。

日本人は「漢字」と「かな」を書きます。


「アルファベット」は画数も少なく、

筆記するとき、ペン先を紙からほとんど話さず

スラスラ~っと書きます。


一方「漢字」や「かな」は、

一筆一筆、紙からペン先を離して書きます。

トメ・ハネ・ハライがあるのも、日本字特有です。


ですから、日本の文字を書くときには、

ペン先の「弾力」というものがとても重要になってきます。



逆に海外ではどうでしょうか?


曲線の多いアルファベットをスラスラ書くのに、

弾力というのはほとんど気にされません。


実際、国産の金ペンでアルファベットの文章を書いても、

書きやすいことに変わりはありませんが、

日本の文字ほど、金ペンであることのアドバンテージは感じません。


ですから現在では、

舶来の万年筆に金ペンを使用する主な理由は、

書き味を良くするためというよりも、

「高価な万年筆の証」として使われることが多くなったように思います。


その結果、メーカーによっては

徐々に金ペンの出番が減りつつあります。


18金のペン先が14金になったり、

3万円クラスのの万年筆に

スチールのペン先がついたりするようになっています。



さて、そのような中で、

私たち日本の文字を書くものにとって、

書きやすいペン先とはどんなものでしょうか?


ちなみに私はこれまで、国産・舶来問わず

¥1,000くらいの安価な万年筆から、

¥300,000くらいの超高級万年筆まで、

いろんな万年筆をたくさん試してきました。


その結果、私が一番書きやすいと感じたのは

やはり「国産万年筆の金ペン」でした。


とくに国産の2~3万円クラスのが一番

書きやすいな~と感じました。


どのように書きやすいのか?

これはホント、理屈ではないんです。


逆にどんなに高価な、

10万、20万とする万年筆でも

書きにくいものは書きにくいんです。


まぁ、もともとそのような高価な万年筆は、

書き心地というよりも、デザインや素材やブランド価値で

値段が跳ね上がっているケースが多いですけどね。


ですから、「書き心地」だけに焦点を絞って試してみると、

国産の金ペンほど、日本の文字に適したものはありません。


とくに万年筆デビューの方で

1万円くらいの予算で万年筆を探せる方は、

舶来とかエエカッコしないで

国産の万年筆にした方が絶対いいです。

全然違いますから。



万年筆は、書いてナンボです!



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



■■ 編集後記


またお客様から学ばせていただきました。


お昼ごろ、女性の方が来店され、

新しいシステム手帳を探していました。


私が接客をさせていただき、

いろいろと提案するうちに

ある商品の赤色にするか茶色にするかという

ところまできました。


そこで、それらの商品の

展示品だけでなく在庫品もあるかお調べしてみたところ、

茶色はありましたが、赤色はありませんでした。


そのことをお伝えすると、そのお客様はすぐに

「ん~、じゃあ茶色で!」となりました。


私は正直、少し驚きました。

というのも、それをお伝えするまでは

ほぼ赤色に決めかけていたからです。


そこで私は確認のためもう一度、

赤色もお取り寄せが可能な点と、

その際に、無料でご自宅まで配送できる旨をお伝えしました。


すると、そのお客様はこうおっしゃいました。




「いいんです、いいんです。これも縁ですから!」




・・・「なるほど」と思いました。



この世の中には、「縁」と言うものが存在します。


「縁」があるものは、ほっておいても身の回りに集まってくるし、

「縁」がないものは、どんなに求めても手に入りません。


ですからこのお客様にとって、

たまたま通りかかったお店で、気に入ったシステム手帳を購入する際に

赤色には「縁」がなく、

茶色には「縁」があったということです。


このような考え方をしていると、

物事を深く思い悩むことはないと思います。


ヒトにしても、

モノにしても、

カネにしても、


その人に「縁」のあるものだけが手に入ります。


もし手に入らないものがあったとしても、

悔しがる必要はありません。


それは自分に「縁」がなかっただけですし、

もし手に入れていたら、かえって不幸になっていたということも

十分ありえます。


ですから、私たちにとってベストなものというのは、

常にベストなタイミングでやってくるということです。


そう考えると、ちょっと人生が楽になりますね。


ふだんの何気ないお客様との会話のワンシーンですが、

なかなか考えさせられた一言でした。



ではまた水曜日に。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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簡単にクレーマーに屈してはいけません。


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■ペリカン【スーベレーンM800 blue o' blue (ブルー・オ・ブルー)】


ペリカン万年筆のなかでもとくにファンの多い

「M800モデル」の特別生産品が登場します。


「blue o' blue ブルー・オ・ブルー」とは

「青に重ねた青」という意味です。

その名の通り上品で奥行きのある「ブルーモザイク」のボディです。


やわらかなモザイク柄とゴールドのクリップとリングで

高級感がより一層深まります。


●画像はこちら ⇒ http://ameblo.jp/yoshi-ossan/entry-10655745092.html



■こちらは、先日のセーラー万年筆の展示会で実物を見てきました。

すごく上品で、ビジネスにもお使いいただける

落ち着いた雰囲気を持っています。


ふつう青軸には、さわやかなクロームやシルバートリムが多いですが、

ゴールドもかなり合いますね。目からうろこが落ちました。


発売日は、かなり伸びておりまして、

営業さんいわく「10月末か、11月の上旬になりそうです」とのこと。

 
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 ◆■■第15回 金ペンって何ですか?
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■それでは今日の内容です。

今回は久々に知識篇です。



今回の内容は、店頭で接客していて

かなりよく質問される内容です。


それは何かというと、

「金ペンって何ですか?」です。



「金ペン」とは、読んで字のごとく

「金が含まれるペン先」です。


万年筆のペン先は、素材で大きく分けて2種類あり、

ひとつは金が含まれる「金ペン」、

もうひとつはステンレススチールなどでできた「鉄ペン」です。


先に登場したのは「金ペン」です。

「鉄ペン」は、もっと技術が発達してから登場しました。


昔から万年筆が高価で貴重なのは、

このように、素材に金が使われていることが理由のひとつです。



ちなみに、よくアクセサリーを選ぶときなどに

「14金」とか「18金」などという言葉を耳にします。

万年筆のペン先にも

「14k」や「18k」などの表記がされています。

どういう意味でしょうか?


これは、金の「純度」を示す数値です。


これで言うと24金(24k)が純金になります。

kは、「カラット」の略です。


そのほかの「14金」や「18金」は、

すべて数字を24で割って、


「14金(14k)」=14÷24= 58.5%

「18金(18k)」=18÷24= 75.0%


の金が含まれているということです。


ですから、舶来のペン先には、

「14k」、「18k」と表記する代わりに、

「585」、「750」と表記している場合もあります。


※さらに余談ですが、純銀のスターリングシルバーをあらわす

 「925」という数字も

 92.5%以上の銀が含まれていると言う意味です。

 あとの7.5%は、加工しやすいように銅などが含まれています。



ではなぜ、ペン先に金が使われるのでしょうか?


理由はいくつかありますが、

まず昔の万年筆インクが酸性だったことがあげられます。


海外では昔から

公文書で使用されるインクは、ブルーブラックが主流でした。


この昔ながらのブルーブラックは、

乾燥すると化学変化を起こして耐水性が高まり

退色しにくくなる特性を持つインクですので、

書類の保存に適していました。


ただそれには、タンニン酸や硫酸などが入っていたため、

けっこう強い酸性でした。


そのため、酸に強い「金」をペン先に用いることは

必須条件でした。


そうすることで

ペン先の腐食を防いできたのです。



ですが現在では、

国産・舶来問わずほぼ全てのメーカーが

「染料」で万年筆インクをつくっています。


ですから「耐酸性」のために

ペン先に金を使用することは、

それほど重要ではなくなってきました。


また、今ではステンレスの鉄ペンのクオリティも非常に高いので、

さらに金ペンにする必要性は薄れてきました。



しかしそれでも、とくに日本人の間では、

今でも「金ペン」にこだわる方が非常に多いです。

かくいう私もそうです。



それはなぜでしょうか?



次回に続けます。



■■ 編集後記



私の働くお店にも、

いわゆる「クレーマー」と言われる方からの苦情のお電話が

かかってきたりします。


よほど質のよろしくないお客様は

警察にお任せすることもありますが、

まず最初は、私たちが窓口としてお話を聞かざるを得ません。


だいたいあの方々のおっしゃることは筋が通っておらず、

ただ大声でまくし立てて

自分の希望を通そうとする主旨が丸見えの方が多いです。


そのような方の希望を100%叶えていると

商売は成り立ちませんし、

そんな「ゴネ得」を許してしまうと、

いつも正規のお値段を支払ってくださるお客様に申し訳がありません。


それに時々、

お店やメーカーに対する侮辱とも取れるお話に発展することもあります。


基本的にクレームと侮辱は別物ですので、

たとえば商品や見積もり金額に不服が合ったとしても

相手を侮辱していいということはありません。


ですから私は、

このようなクレーマーからのお電話をとったときは、

必要以上にへりくだったりせずに、

なるべく冷静に客観的にお話をうかがうようにしています。


侮辱があればその場で指摘しますし、

相手が熱くなりすぎて会話にならない場合は、

一度やんわりと電話を切って、再度お電話をすることもあります。

そのコールバックは、あえて別のスタッフにお願いすることもあります。


一番いけないのは、

クレーマーの要求を全て呑んでしまうことだと思います。


一度甘くすると、あの手の方々は味を占めて

何度も同様のクレームを飛ばしてきます。

クレームの理由なんて、あってないようなものですから。


また「類は友を呼ぶ」という言葉どおり、

クレーマーのお友達には

同じようなクレーマーの方がいらっしゃったりするので、

結果、余計にクレームの件数が増えてしまいます。


ですから、クレーマーに対しては、

なるべく明言を避け、

「できる範囲では対応しますが

 できないことはできません。」と

キゼンとした態度で接するのがいいと思います。



あと、「申し訳ございません」などの

おあやまりの言葉も、なるべく使わない方がいいです。


のちのち、

「お前あのとき、あやまったやないか!」

なんて指摘されるかもしれません。

そうなるとこちらに不利です。


ついつい、

とりあえずあやまってしまいそうになりますが、

「おそれいります」くらいでとどめたほうがいいと思います。



最近はクレーマーの要求も

「テロリスト化」してきているという話を聞きますが、

「無理なものは無理」としっかりお伝えして、

カンタンには屈さないことが大事だと思います。


そうすれば、クレーマーは最終的には

あなたをあきらめて、

もっと弱い人を探し始めるでしょう。



それでは今日はこの辺で、

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ペリカン万年筆のなかでもとくにファンの多い

「M800モデル」の特別生産品が登場します。


「blue o' blue ブルー・オ・ブルー」とは

「青に重ねた青」という意味です。

その名の通り上品で奥行きのある「ブルーモザイク」のボディです。


やわらかなモザイク柄とゴールドのクリップとリングで

高級感がより一層深まります。


●画像はこちら ⇒ http://ameblo.jp/yoshi-ossan/entry-10655745092.html



■こちらは、先日のセーラー万年筆の展示会で実物を見てきました。

すごく上品で、ビジネスにもお使いいただける

落ち着いた雰囲気を持っています。


ふつう青軸には、さわやかなクロームやシルバートリムが多いですが、

ゴールドもかなり合いますね。目からうろこが落ちました。


発売日は、かなり伸びておりまして、

営業さんいわく「10月末か、11月の上旬になりそうです」とのこと。

 
気になる方は、お近くの万年筆販売店にお問い合わせください。


●全国の販売店紹介はこちら ⇒ http://www.fp-debut.com/article6/index.html



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 テーマ : 万年筆こぼれ話
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 ◆■■第14回 キャップレスの万年筆って?
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■それでは今日の内容です。


前回、川口先生の研修会の内容を

全て万年筆でメモしていたというお話をしましたね。


万年筆はキャップをはずしたまま放置すると

インクが乾くので

研修会の時間はずっと書き続けていたということでした。


この、インク渇きを防ぐために、筆記するたびに

キャップをあけたり閉めたりしなければいけないのが、

万年筆のちょっとメンドクサイところです。


ノック式のボールペンと比べると、

やはり一呼吸、メモする動作が遅れますね。


では、この弱点をカバーする万年筆はないのでしょうか?


あります!

パイロットが販売している、

「キャップレス万年筆」というのがそうです。


この「キャップレス万年筆」は、

ボールペンのように後ろのノブを

カチッと音がするまで押すと、

ペン先がニュッと出てくる仕組みになっています。


どんな仕組みになっているのかは、

是非お近くの万年筆販売店でご確認ください。

要領は、ボールペンと同じです。


◆パイロットコーポレーションサイトの

 キャップレスのページ

 ⇒ http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/capless/index.html


ちなみに回転式というのもあります。

後ろのノブを回転させることで

ペン先を出します。


あと、ペン先をしまったときの「密閉性」もちゃんとあります。

キャップレスだからと言ってインクが乾きやすいこともありません。



■インクの方式は、カートリッジとコンバーター両用式です。


パイロットはコンバーターを3種類出していますが、

プッシュ式の「コンバーター20(以下,CON-20)」と

回転式の「コンバーター50(以下、CON-50)」が使えます。


ちなみに、これはちょっと残念な点ですが、

本来インクの残量が確認できる「CONー50」でも、

このキャップレスでは確認できません。

窓が9割埋まってしまうからです。


なので、キャップレスでお使いいただく場合は

このCON-20とCON-50は、

どっちでもいいと思います。

インクの容量もほぼ同じです。


もし、使いながらインクの残量をいつでも確認したい方は

カートリッジをお使いください。

その方が、キャップレス万年筆の

手軽に使える万年筆という趣旨に合っているような気もします。


そしてそれでも「色のバリエーションも楽しみたい」という方は、

ちょっと裏ワザですが、

スポイトなどで空のカートリッジの容器に

お好きなインクを注入してお使いください。


空のカートリッジは、キャップレス万年筆購入時に

中パイプ(ノックがあたる部分)を固定するために

1本ついてきますので、それをお使いください。



■サイズは、大きく分けて2種類あります。


ひとつは、全体的に太めの「元祖キャップレス」

もうひとつは、細めの「キャップレス・デシモ」です。


「デシモ」というのは、スペイン語で

「10番目の」という意味です。


その名の通り、

1963年の発売以降、10代目となるキャップレス万年筆で、

スリムなボディバランスに淡いシャンパンカラーが特徴です。


◆パイロットコーポレーションサイトの

 キャップレス・デシモのページ

 ⇒ http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/caplessdecimo/index.html


私個人的には、

「デシモ」の方が使いやすいのではないかと思います。


というのも、「元祖キャップレス」は結構重くて、

女性の方などには使いづらいです。


それに、「キャップレス万年筆」というのは、

アイデアが浮かんだときや会議中など、はたまた

電話のメモや移動中、立った状態のときなどに、

さっと取り出してぱっと書きたいときに大活躍します。


そんなときに使う万年筆としては

「元祖キャップレス」では、ちょっと重いんです。


ですから私は「デシモ」を愛用しています。

ちなみにこれでもちょっと重いかなと感じています。


まぁ、機構が機構ですので、

すべての素材を真鍮にせざるを得ないですから、

この重さは仕方ないですね。



■本日はこのように、特殊な万年筆

「キャップレス万年筆」について語ってきましたが、

おそらくあなたの脳裏に、

このような考えがよぎったでしょう・・・





「そんなに無理して万年筆を使わなくても、ボールペンでええやないか」




いやいや、それは違いますよ!


たとえば、セミナーや研修会の内容をストレスなくメモしたいとき、

電車や車で移動中、ぱっといいアイデアが浮かんだとき、


筆圧をかけずにさらさらっと書くことができる

「キャップレス万年筆」はとても便利です!。


万年筆独特の書き味や筆跡も楽しめますので、

やはり万年筆のほうがオススメです。


また、この万年筆を使っていると、

ちょっとした話題にもなります。


周りがみんなボールペンをカチカチ使っている中で、

一人だけノック式の万年筆を使っていたら

「ナニそれ~~!」

ってなること、うけあいです。

モノにこだわっているところをアピールできますよ。


デビューでお選びいただく場合も多いです。

万年筆のわりに、すごくとっつきやすいですからね。


ですから、万年筆の選択肢の一つとして

「キャップレス万年筆」はオススメです。

是非お近くの販売店でお試しください。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



■■ 編集後記



今日、携帯電話をiPhoneに変えてきました。


もともとドコモを使っていたので、

新規での申し込みになり、かなりお安くなりました。


そこで、今回変更するに当たって

新規契約についていろいろ話を聞いてきましたので

ちょっとくわしめにお伝えします。

iPhoneをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。


※ちなみに私はソフトバンクの回し者ではないので

 これで契約者が増えても、私には何の得もないことを

 先に断っておきます。



■現在、


●ホワイトプラン基本使用料     ¥980

●S!ベーシックパック月額使用料  ¥315

●パケット定額フル 定額料   ¥4,410


の、月額¥5705と通話料でiPhoneに乗り換えることができます。


契約手数料もかかりませんし、

新規で申し込むと、契約中は

iPhoneの機種代をソフトバンクが負担してくれます。


ですから、

だから、もし他社の携帯の機種代の分割が残っている場合でも

ほとんど月額は変わりません。


だいたいどこの会社でも、

解約後の残りの機種代の分割払いは受け付けてくれます。

どちらか選択する形になると思います。


しかし、ここで注意点がひとつ。

iPhoneの機種代は、「無料になる」というわけではありません。


あくまで、同額をソフトバンクが「割引き(値引き?)」

してくれるという形ですので、

もし2年以内に解約すると、残りの機種代は当然請求されます。

まぁ、これも分割は可能でしょうけどね。



■落っことして壊したなどの場合は、

通常のソフトバンク携帯にけるような保証サービスはないです。

2台目にはお金かかるでしょうね。


ちなみに3Gに比べて、落下したときの耐久性は

低くなったという話を聞きますので、

安いのでも何でも、カバーを付けておいた方が無難ですね。



■ナンバーポータビリティも可能です。

電話番号を他社の携帯から引き継ぐことができます。


その際には、まずナンバーポータビリティの予約をして

予約番号をもらわないといけません。

WEB上のカスタマーサービスなどでできますが、

自信がない場合は店員さんに教えてもらいましょう。



■メールアドレスは、あらかじめ考えておきましょう。

その場で聞かれます。

初期設定で必要なので、それがないと先に進めないようです。



■その他、「のりかえ割」や「ただともプログラム」などで

ホワイトプラン基本料が10ヶ月くらい無料になりそうです。

そのあたりも、店員さんに詳しく聞いてください。



■基本、iPhoneは品薄状態なので、

予約をして、入荷してからの契約になります。


「2週間お待ちください」と言われましたが、

ものの3日で入荷しました。

私の運が良かったのか、そんなもんなのか・・・?


ちなみに中国でのiPhone販売もスタートしたそうなので、

もしかしたらこれからしばらくは、さらに品薄になるかも知れません。


3Gのときは、中国で販売になったとき、

長いときで「2ヶ月待ち」とかになったそうです。



以上、

これらは私が今日、契約する際に聞いてきたことなので、

また後日になると条件が変わることもあります。


何度も言いますが、私はソフトバンクの営業マンではないので

その辺の将来的な変化に関してはまったく分かりません。



4年前、IP関係の営業をしていたときに

ソフトバンクのサービス説明のまわりくどさと

注意事項の文字の小ささに

あきれ返った記憶がありますが、

今回お話を聞くにあたっては、その辺の分かりにくさも

かなり軽減されているように思います。


携帯電話会社として、定着してきたということでしょうか。


いったい何のメルマガか分からない今回の編集後記ですが、

お役に立てれば光栄です。



ではまた水曜日に。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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 ■■ なぜ人は、万年筆に魅了されるのか ■■

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◆■■【号外】 近代万年筆の父、ウォーターマン秘話 [号外]

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 今再び、現代人の心をとらえ始めている「万年筆」の神秘と奥深さにせまる
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こんにちは、吉尾武訓です。

本日は【号外】です。



9月23日の今日は「万年筆の日」です。

ご存知でしたか?


イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが、

ペン軸にインクを貯蔵するペンを発明し、

特許を取得したのが1809年9月23日でした。


というわけで、とくにニュースがあるわけでもないのですが、

万年筆の日に、万年筆メルマガを書いている私が

メルマガを発行しないわけには行かないだろうと思い、

ペンをとった(?)次第です。


今回は、現代の万年筆の基礎となる構造を作った、

ルイス・エドソン・ウォーターマンのお話をしようと思います。


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 ■■ テーマ : 万年筆こぼれ話
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 ◆■■【号外】 近代万年筆の父、ウォーターマン秘話
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現代の万年筆の基本構造である、

「毛細管現象」を利用した万年筆の機構を

世界で初めて創りだしたのは

現在、フランスの筆記具メーカー「ウォーターマン」の創始者、

『ルイス・エドソン・ウォーターマン』です。


当時、ニューヨークで保険の外交員をしていたウォーターマンは、

契約を交わす際に、なんとペンからインクが漏れ、

契約書にシミをつくってしまい、

さらにライバル会社に契約を取られてしまうという

営業マンにとってこれ以上ない痛い経験をします。


そしてこの苦い経験から、

1883年に「ザ・レギュラー」という

現代万年筆の幕開けとも言える万年筆を誕生させたそうです。


まさに「人間万事 塞翁が馬」

何が人に幸福をもたらすか分からないものです。



ちなみに「毛細管現象」とは、

たとえば水が入ったコップにストローを途中まで差すと

ストローの中の水がコップの水位よりも高くなる現象です。


これは植物が根から水や養分を吸収するときに利用している力です。

ストローは細いほど、ストローの中の水位が高くなります。


そしてこの現象を利用しているのが、現在の万年筆です。

ペン芯にあるインクが通る溝は、それはもう細いですからね。



他にも万年筆は、「空気交換作用」「表面張力」という自然現象、

「ボイルの法則」「シャルルの法則」などの物理の法則も

応用しています。


それらが、一本の万年筆に凝縮されているわけです。

あらためて、万年筆ってすごいですね。

「文具の王様」と呼ぶにふさわしいです。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。




※一応、上に出た自然現象と物理の法則について

 カンタンにご説明します。

 興味ない方は読み飛ばしてください。

 
空気交換作用 : 密閉された容器(ビンやカン)から水を出すには、

         同じだけの空気を入れないと出ないよ。ということです。

         注射器などに利用されている作用です。    

 
表面張力 : 水の表面が出来るだけ小さくなろうと縮まる働きです。

       グラスになみなみと注がれた水があふれそうであふれない、あの感じです。

       「表面張力というのを知っているかね?バービー君」(ジョジョ) 

  
ボイルの法則 : 気体の圧力と体積は、反比例する。

シャルルの法則 : 気体の温度と体積は、比例する。


この2つの法則は、万年筆のペン芯設計のポイントとなります。


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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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◆■■第13回 川口先生の研修会レポート 最終回 [万年筆ニュース]

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こんにちは、吉尾武訓です。


今回で川口先生の研修会レポートは終了です。

やっぱり万年筆は便利ですよ!


くわしくは編集後記で。


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 ■■ 新製品・限定品情報 (随時更新)
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■ペリカン【スーベレーンM800 blue o' blue (ブルー・オ・ブルー)】


ペリカン万年筆のなかでもとくにファンの多い

「M800モデル」の特別生産品が登場します。


「blue o' blue ブルー・オ・ブルー」とは

「青に重ねた青」という意味です。

その名の通り上品で奥行きのある「ブルーモザイク」のボディです。


やわらかなモザイク柄とゴールドのクリップとリングで

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■こちらは、先日のセーラー万年筆の展示会で実物を見てきました。

すごく上品で、ビジネスにもお使いいただける

落ち着いた雰囲気を持っています。


ふつう青軸には、さわやかなクロームやシルバートリムが多いですが、

ゴールドもかなり合いますね。目からうろこが落ちました。


発売日は、かなり伸びておりまして、

営業さんいわく「10月末か、11月の上旬になりそうです」とのこと。

 
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 テーマ : 万年筆ニュース
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 ◆■■第13回 川口先生の研修会レポート 最終回
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■それでは今日の内容です。



研修会では、論文式試験の話題のほかに、

女性にとっての万年筆の話や、

ちょっとした万年筆のこぼれ話もありました。

最後にそちらをご紹介して、研修会レポートを終了します。



◆◆ 女性の方は、万年筆使いたい人が多い ◆◆ 


一般的に、手紙・日記書く人は

女性のほうが多いです。


もしかすると、日常で万年筆を使うとすれば、

男性より女性のほうが向いているのかもしれません。


だから、女性は万年筆をもちたいと思っていらっしゃる方は

かなりいらっしゃいます。


ですが、女性は男性のように、衝動買いはほとんどしません。

というのも、女性には買い物をする順番があることが多いからです。


そこで、きちんと万年筆の楽しさ、奥深さをご説明さしあげると、

お金を貯めて買いに来てくださるようになります。


では女性用にはどんな万年筆がいいのでしょうか?


「女性が使う万年筆」となると、私たち販売員はよく

「軽くて、軸が細くて、価格は2万円くらいで・・・」

というような万年筆をお勧めしてしまいがちです。


そして女性の方も、

あまり大きくてゴツい万年筆は遠慮してしまう傾向があります。


しかし万年筆は、もともと筆圧を書ける必要のない筆記具ですので、

女性が少し大きめの万年筆を持っても、

大きくて書きづらいということは、ほとんどありません。


ちなみに万年筆として一番書きやすい重量というのは、

「30グラム前後」だそうです。


これは男女問わず、万年筆にとって書きやすい重量です。

ちょうど、モンブラン146シリーズあたりがそれにあたります。


ですから、女性が「モンブラン146」を持っても

全く問題ないということです。



ちなみにふだん川口先生は、女性の方に

「どんな万年筆がいいですか?」と質問されたら、


「好きなものを選んでください。

 私がそれをあなたに合うように調整してあげます。」


と答えるそうです。



◆◆ なくなったKAN ◆◆


ある日のペンクリニックで、

食事に行くのときに、3本の万年筆を

手帳に差して会場に置いて行ったそうです。


その万年筆は、川口先生ご愛用の

「ブライヤー」・「エボナイト」・「還暦万年筆KAN」でした。


そして食事から帰ってくると、

なんとそのうち1本がなくなっていました。


何がなくなっていたか分かりますか?


ちなみに「ブライヤー」や「エボナイト」製の万年筆は、

10万円近くする限定商品の万年筆です。


そして「KAN」は、定価3万円の定番商品です。


普通なら、高価で希少な「ブライヤー」か「エボナイト」が

なくなると思いますが、

実はこのときなくなったのは、還暦万年筆「KAN」でした。


なぜかというと、これが一番書きやすかったからです。


川口先生は、自分はいつでも調整できるので、

要望があれば、普段のペンクリニックで

川口先生の持っている万年筆のペン先を

お客様のと交換してあげることもよくあるそうです。


しかし、この「KAN」は、還暦万年筆。

いわば「贈答用」として開発したものなので、

「ペン先交換してください」という注文がありません。


ですから自分好みに調整を重ねて、

かなり理想の書き味になっていたそうです。


それだけに、なくなったときはかなりショックだったそうです。

まぁこれも、人々が「書きやすい」万年筆を求めている証拠だと

おっしゃっていました。


そして現在、また新たに「KAN」を研いでいますが

あのときの書き味には、まだ及ばないそうです。



◆◆ 極細・細字の万年筆がオススメ ◆◆


きれいな字が書けると、万年筆は楽しくなります。


では、日本の文字を書くのに一番適した線幅はというと、

それはやはり細い線幅だそうです。


1911年、セーラー万年筆が創業したときに

初めてつくった万年筆は、極細と細字だったそうです。

その後、舶来製品が入ってきたときに

中字や太字をつくったそうです。


ですから、日本人のニーズにいちばん合っているのは

極細・細字です。

だから、川口先生が開発する新製品・限定品の万年筆は

極細から中字までしかつくりません。


ですが、極細と細字は、

調整しないと書き味が良くありません。

店頭にあるものも、川口先生に言わせると「書きにくい」そうです。


ですから、極細・細字を愛用している方は、

一度ペンドクターの調整をうけることをお勧めします。


極細・細字が書きやすければ、万年筆を使う幅も広がって、

万年筆は楽しくなります。


「お客様は書きやすい極細・細字を求めている。」


この信念をもって、川口先生はペンを開発し、調整しているそうです。



■■編集後記


これで、川口先生の研修会のレポートは全て出し切りました。


これだけの内容を忠実にメルマガで再現できたのは、

【万年筆】でお話の内容をメモしていたからです。


なんの抵抗もなくスラスラ書けるので、

全ての内容の8~9割くらいは持って帰ることが出来たと思います。

やはり万年筆は便利ですよ!


ちなみにこの研修会は、

関西の文具店の販売員の方がたくさん出席していたのですが、

実は会場で、万年筆でメモしているのは私だけでした。


研修を始める前に、最前列で座っている私に川口先生が、

「今日は万年筆もってますか?」と聞かれて、

「もちろん!」と愛用の万年筆を掲げたとき、

周りを見ると、皆さんの手にはボールペンが握られていました。


まぁ、ボールペンは便利ですけどね・・・



そのかわりボールペンと違い、

万年筆はキャップを開けっ放しだとインクが乾きますから、

それはもう、休みなくメモし続けました。


ちなみに、このような場所に便利な

「キャップレス」という万年筆があるのを、

あなたはご存知ですか?


ちょうど良い機会なので、

次回は「キャップレス万年筆」についてご紹介しますね。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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◆■■【号外】 川口先生の研修会レポート その3 [号外]

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こんにちは、吉尾武訓です。


前にバックナンバーを紹介していたアメブロで、

【日記ブログ】を始めました。


日記ですが、ある程度ためになることも書いていこうと思いますので、

よろしければご覧になってください。

 ⇒ http://ameblo.jp/yoshi-ossan/


それでは今回も【号外】です。

司法試験のお話は、これで完結です。


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 ■■ テーマ : 万年筆ニュース
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 ◆■■【号外】 川口先生の研修会レポート その3
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前回の内容で、

司法試験には万年筆がいいということは

お分かりいただけたと思います。


では、どんな万年筆がいいのでしょうか?


司法試験の答案用紙のケイ線の中に

素速く、つぶれることなく文字を書くためには

「細い線を書けるペン先」が適しています。


具体的には、「極細」か「細字」がいいです。


このあたり、よく販売店で試し書きをしたときには、

太めのペン先のほうが書き心地がいいので、

ついつい「中細」や「中字」などを選んでしまいがちです。


ですが実際に中字の万年筆で試験を受けると、

たいてい、文字がつぶれて読みづらくなります。


というのも、試験会場では、どんな人でも緊張して、

余分な力が入ってしまいます。

長く準備をしてきた人ほどそうでしょう。


そうして文字を書く手に力が入ると、

たいてい荒れた字になったり、

小さい字になったりしがちです。

これでは、「読みにくい」答案になってしまいます。


ですから、中細や中字がどんなに書き心地が良くても、

論文式試験用には、極細か細字にするほうが無難です


■■ 編集後記


ここまでが、司法試験の論文式試験に関するお話です。

だいたい研修の7割がこのお話でした。

それくらい現在の川口先生の中で、関心の深いことなのでしょう。


全国をペンクリニックして回っている川口先生は、

ある意味「最前線」で、万年筆の最新情報や動向、

お客様のニーズに触れている方といえます。


その川口先生いわく、

「これからは若い方と、女性の方が万年筆を求めてくる」

そうです。


若い方が求める理由は、上の通りおもに論文試験用ですが、

では女性はどうでしょうか?


明日はこの研修会レポートの最終回として、

「女性にとっての万年筆」についてお話しますね。


あと、ちょっと短めの「こぼれ話」もいくつかあるので

それらも全てお伝えして、このレポートを終わりにします。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。


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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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こんにちは、吉尾武訓です。


【号外】でお届けします。

昨日のつづきです。


あなたのお知り合いで司法試験の受験生がいらっしゃったら、

是非教えてあげてください。


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 ■■ テーマ : 万年筆ニュース
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 ◆■■【号外】 川口先生の研修会レポート その2
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司法試験に一番いいのは万年筆です。


ではなぜ万年筆がいいのか?

それは、何時間も書き続ける論文式試験を受けるには、

力を抜ける筆記具でなければ疲れてしまうからです。


司法試験というのは、

考える時間より書く時間のほうが長くかかります。

答えを考えるのももちろん大変ですが、

その答えを解答用紙に書くこと自体がかなりの重労働です。


そのときに、ボールペンやローラーボール(水性ボールペン)では

どうしても手が疲れてしまいます。

ひどい場合は、しびれて動かなくなるという話も聞きます。

試験本番では緊張して力が入るので、余計に疲れるでしょう。


だから万年筆が良いのです。



さらに、こんな話を聞いたことはありますでしょうか?


司法試験の試験委員は、採点をしていく際に

受験番号の1番から順番に採点していくかというと、

実はそうではないそうです。


実際はどうしているかというと、

まず、一通りダーッと流して見て、

解答用紙を、「読みやすいもの」と「読みにくいもの」に

ザックリ分けるそうです。


その上で、まず「読みやすい」方から読んで、採点していきます。

逆に「読みにくい」答案は、後回しにされてしまいます。


ちなみに「読みやすい」答案とは、

●インクの量が変わらず一定で

●文字がつぶれていない

●ある程度、字形が整っている

答案です。


ということは、厳しいお話ですが、

採点する前から答案は、2種類に振り分けられているということです。


もちろん後回しにされた答案も

全く読まれないことはないと思いますが、

「読みやすい」答案と比べて、

だいぶ不利になることは想像できます。


試験委員も人間ですし、何百人もの試験を一気に採点していくわけです。

読み手のことを考えた、読みやすい答案に

好印象をもつこともあるでしょう。


そんな感じで、

どんなに長い間勉強して、どんなに法律知識のある人でも、

実際には、答案だけを見て判断されるわけです。


そうなると、あとは道具に頼るしかありません。


だから多くの受験者は、万年筆を選ぶわけです。

だから多くの合格者は、万年筆を選んだわけです。



なるほど万年筆がいいことは分かりました。

では、どんな万年筆がいいのでしょうか?



明日に続けます。



■■編集後記



今回のお話にあった採点方法について、

もちろん私は試験委員などやったことありませんし、

地域や人によっては、

違う方法をとっていることもあるかもしれません。


ですから今回のお話は、

とりあえずは「ウワサ話」として受け取ってください。

ただ川口先生いわく、確かな情報だそうです。


私も昔、「宅建」と「管業」をとりましたが、

国家資格をとるというのは、かなり大変なことです。

これまでの自分のカラを何枚も破らないと、

合格答案というものはつくれません。


是非皆さん、頑張ってほしいと思います。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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 発行人 : 吉尾武訓(よしおたけのり)



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こんにちは、吉尾武訓です。

昨日、とても印象的なお客様がいらっしゃいました。

くわしくは編集後記で。


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 ■■ 新製品・限定品情報 (随時更新)
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■ビスコンティ 『ホモ サピエンス』

 
5000年以上も昔の古代に幕を明けた人類の歴史と、
 
人類が成しえた、今日の文明・文化と科学の発展へ敬意を表して

イタリアはフィレンツェの筆記具ブランド ビスコンティは

人類という名の筆記具「ホモ サピエンス」を発表しました。


http://www.diamond.gr.jp/new/file/100225_vi.pdf

 
ボディの素材には、地球の誕生と同じだけの歴史を持つ、

エトナ火山でのみ採取された厳選された溶岩(玄武岩溶岩)

が使用されています。

すべての金属部分には、青銅文化をモチーフに、美しい青銅を、

ペン先は23金パラジウムを使用しています。


■この「ホモ サピエンス」、

上のサイトでは「4月初旬ごろ発売」となっていますが、

9月の現在も納期遅延状態が続いています。


現在は、代理店の契約更新うんぬんで、

発売日がさらに延びているとかなんとか・・・

 
ちなみに私もまだ実物は拝見していません。

いったい溶岩って、どんなさわり心地なんでしょうね?

 
気になる方は、お近くの万年筆専門店にお問い合わせください。



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 ◆■■第12回 川口先生の研修会レポート その1
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前にお伝えしたとおり、

今回は9/14の、ペンドクター川口明弘先生による研修会の内容を

皆さんにこっそりお伝えします。


1時間以上の研修の内容を、万年筆を使った速記で

もらすことなくメモしていったので、

かなりの分量になります。


ですから今回で一気にお伝えするのは無理ですが、

あまり間をおくのも情報の新鮮さが損なわれますので、

この研修レポートに関しては、伝え終わるまで

毎日配信していこうと思います。

よろしくお付き合いください。



それでは内容に入る前に、

まずは簡単に川口明弘先生のご紹介をさせていただきます。


■■ 川口明弘 ■■

●1947(昭和22)年、鹿児島県生まれ。

●1971年セーラー万年筆に入社。

●ペンの工業デザイン、企画、開発を手がける。

●代表作:還暦万年筆「KAN」

     プロフェッショナルギア マイカルタ万年筆など

●1990年代初めから万年筆クリニックのペンドクターとして活躍。

 万年筆の技術指導でも広く精力的に活動中。



■そんな川口先生の研修会のレポートです。

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今回のセーラー万年筆の関西の展示会は、

大阪のとあるイベントホールで行われました。


開始10分前に会場に入ると、

川口先生はすでにお席について、準備をされていました。


机の上には、川口先生のご愛用の万年筆が3本、

手帳の表紙の外側にクリップで引っ掛けた形で

置かれていました。


ちなみにその3本とは、お話の内容でも出てきますが、

「マイカルタ」「KAN」「エボナイト」です。


しっかり使い込まれた風合いが、

約2メートル離れた私の席でもよく分かりました。



そして時間になり、

「それでは始めましょうか。」

というゆったりとした感じで、研修会はスタートしました。



まず始めにお話された内容は、

「最近ペンクリニックをしていて、思うこと。」


川口先生は毎年、

ペンクリニックを60回行う予定で動いており、

9月末の時点で40回のペンクリニックを開催することになるそうです。


そんな川口先生いわく、

「最近は、若い方や女性の方で、

 万年筆を求められる方が目に見えて増えている」そうです。


とくに若い方には、司法試験の受験生の方が非常に多い。

どの地域のペンクリニック会場でも必ず依頼されるのは、

司法試験勉強用の万年筆の調整です。


例えば昨年11月に行われた、

神戸のナガサワ文具センターのペンクリニックでは、

川口先生に調整してもらうために、12人の受験生が

試験用の万年筆を新たに購入したそうです。

(もちろん新しく購入したものでなくても無料調整していただけます)


また先週、名古屋でペンクリニックをしていたときには、

昨年調整を依頼した司法試験の受験生3人が

その万年筆を持って、川口先生にお礼を言いにきました。


なんと、3人ともが司法試験に合格したそうです!


ちなみに司法試験の合格率は25%くらいですから、

これは、すごい確率です。


もちろん、ご本人のたゆまぬ努力の賜物でしょうが、

川口先生いわく「書く道具も少なからず影響している」そうです。



明日に続けます。



■■編集後記


昨日、あるご年配のお客様が私の働くお店にご来店されました。


その方は、万年筆を長年愛用されているとおっしゃいました。

その理由が衝撃的でした。


「自分の腕には戦争で受けた銃弾がまだ残っており、

 もうほとんど握力が入らない。

 だから、ずっと万年筆を愛用している」


油性ボールペンはおろか、

水性ボールペンでも書きづらいとおっしゃるこの方にとって、

筆記をするときの選択肢は、「万年筆」以外ありません。


「ペン先を滑らせるだけで筆記できる」万年筆は

この方にとって、手離せない存在のようです。



若いときにはピンときませんが、

年齢を重ねるにつれて、いつか私たちも

普段何気なく行っている「書く」という行為が

負担に感じるときが来るのかもしれません。


そんなとき傍らに、長い年月を共有して

すっかり自分の手に馴染んだ万年筆があれば、

心強いかもしれませんね。


是非今のうちから、ゆっくりと万年筆を育て始めてください。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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こんにちは、吉尾武訓です。

本日は【号外】です。



やっとこさ、ウェブサイトが出来上がりました!


タイトルは、「万年筆デビュー.COM」です。

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万年筆を始める方にとって、このサイトを見るだけで

必要な知識を全て得られるような

万年筆専門サイトにしていきたいという思いを込めました。


このサイトを通じて、万年筆を楽しむ人が

一人でも増えればいいなと思っておりますので、

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万年筆に興味のある方がいらっしゃいましたら

是非このサイトを教えてあげてください。


これからメルマガを配信するに従って、

どんどんウェブサイトの内容を充実させていきますので、

どうぞ末永くご活用ください。



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「トラベラーズノート」というのをご存知でしょうか?


「旅を愛する全ての人たちに」向けて開発された、

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サイズはレギュラーサイズとパスポートサイズがあり、

どちらもジーパンのポケットに突っ込んめるサイズになっています。

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京都の阪急河原町駅近くの

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関西初上陸だそうです。


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どなたでもフラッと気軽に入場出来るそうですので、

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自分だけのノートをつくるための

「カスタマイズコーナー」なんていうのもあるそうです。

とても楽しそうですよ。



■「トラベラーズノートと仲間たち」in KYOTO

2010.9.17(FRI)

   - 9.19(SUN)

open / 12:00 - 19:00(最終日は18:00まで)


同時代ギャラリー

京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1F

⇒ http://www.dohjidai.com/



■その他の詳細はコチラ

⇒ http://www.midori-japan.co.jp/tr/



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



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