◆■■【号外】 近代万年筆の父、ウォーターマン秘話 [号外]

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 今再び、現代人の心をとらえ始めている「万年筆」の神秘と奥深さにせまる
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 ■■ なぜ人は、万年筆に魅了されるのか ■■
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こんにちは、吉尾武訓です。

本日は【号外】です。



9月23日の今日は「万年筆の日」です。

ご存知でしたか?


イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが、

ペン軸にインクを貯蔵するペンを発明し、

特許を取得したのが1809年9月23日でした。


というわけで、とくにニュースがあるわけでもないのですが、

万年筆の日に、万年筆メルマガを書いている私が

メルマガを発行しないわけには行かないだろうと思い、

ペンをとった(?)次第です。


今回は、現代の万年筆の基礎となる構造を作った、

ルイス・エドソン・ウォーターマンのお話をしようと思います。


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 ■■ テーマ : 万年筆こぼれ話
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 ◆■■【号外】 近代万年筆の父、ウォーターマン秘話
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現代の万年筆の基本構造である、

「毛細管現象」を利用した万年筆の機構を

世界で初めて創りだしたのは

現在、フランスの筆記具メーカー「ウォーターマン」の創始者、

『ルイス・エドソン・ウォーターマン』です。


当時、ニューヨークで保険の外交員をしていたウォーターマンは、

契約を交わす際に、なんとペンからインクが漏れ、

契約書にシミをつくってしまい、

さらにライバル会社に契約を取られてしまうという

営業マンにとってこれ以上ない痛い経験をします。


そしてこの苦い経験から、

1883年に「ザ・レギュラー」という

現代万年筆の幕開けとも言える万年筆を誕生させたそうです。


まさに「人間万事 塞翁が馬」

何が人に幸福をもたらすか分からないものです。



ちなみに「毛細管現象」とは、

たとえば水が入ったコップにストローを途中まで差すと

ストローの中の水がコップの水位よりも高くなる現象です。


これは植物が根から水や養分を吸収するときに利用している力です。

ストローは細いほど、ストローの中の水位が高くなります。


そしてこの現象を利用しているのが、現在の万年筆です。

ペン芯にあるインクが通る溝は、それはもう細いですからね。



他にも万年筆は、「空気交換作用」「表面張力」という自然現象、

「ボイルの法則」「シャルルの法則」などの物理の法則も

応用しています。


それらが、一本の万年筆に凝縮されているわけです。

あらためて、万年筆ってすごいですね。

「文具の王様」と呼ぶにふさわしいです。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。




※一応、上に出た自然現象と物理の法則について

 カンタンにご説明します。

 興味ない方は読み飛ばしてください。

 
空気交換作用 : 密閉された容器(ビンやカン)から水を出すには、

         同じだけの空気を入れないと出ないよ。ということです。

         注射器などに利用されている作用です。    

 
表面張力 : 水の表面が出来るだけ小さくなろうと縮まる働きです。

       グラスになみなみと注がれた水があふれそうであふれない、あの感じです。

       「表面張力というのを知っているかね?バービー君」(ジョジョ) 

  
ボイルの法則 : 気体の圧力と体積は、反比例する。

シャルルの法則 : 気体の温度と体積は、比例する。


この2つの法則は、万年筆のペン芯設計のポイントとなります。


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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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◆■■【号外】 川口先生の研修会レポート その3 [号外]

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こんにちは、吉尾武訓です。


前にバックナンバーを紹介していたアメブロで、

【日記ブログ】を始めました。


日記ですが、ある程度ためになることも書いていこうと思いますので、

よろしければご覧になってください。

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それでは今回も【号外】です。

司法試験のお話は、これで完結です。


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 ■■ テーマ : 万年筆ニュース
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 ◆■■【号外】 川口先生の研修会レポート その3
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前回の内容で、

司法試験には万年筆がいいということは

お分かりいただけたと思います。


では、どんな万年筆がいいのでしょうか?


司法試験の答案用紙のケイ線の中に

素速く、つぶれることなく文字を書くためには

「細い線を書けるペン先」が適しています。


具体的には、「極細」か「細字」がいいです。


このあたり、よく販売店で試し書きをしたときには、

太めのペン先のほうが書き心地がいいので、

ついつい「中細」や「中字」などを選んでしまいがちです。


ですが実際に中字の万年筆で試験を受けると、

たいてい、文字がつぶれて読みづらくなります。


というのも、試験会場では、どんな人でも緊張して、

余分な力が入ってしまいます。

長く準備をしてきた人ほどそうでしょう。


そうして文字を書く手に力が入ると、

たいてい荒れた字になったり、

小さい字になったりしがちです。

これでは、「読みにくい」答案になってしまいます。


ですから、中細や中字がどんなに書き心地が良くても、

論文式試験用には、極細か細字にするほうが無難です


■■ 編集後記


ここまでが、司法試験の論文式試験に関するお話です。

だいたい研修の7割がこのお話でした。

それくらい現在の川口先生の中で、関心の深いことなのでしょう。


全国をペンクリニックして回っている川口先生は、

ある意味「最前線」で、万年筆の最新情報や動向、

お客様のニーズに触れている方といえます。


その川口先生いわく、

「これからは若い方と、女性の方が万年筆を求めてくる」

そうです。


若い方が求める理由は、上の通りおもに論文試験用ですが、

では女性はどうでしょうか?


明日はこの研修会レポートの最終回として、

「女性にとっての万年筆」についてお話しますね。


あと、ちょっと短めの「こぼれ話」もいくつかあるので

それらも全てお伝えして、このレポートを終わりにします。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。


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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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◆■■万年筆【号外】 ウェブサイトが出来上がりました [号外]

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こんにちは、吉尾武訓です。

本日は【号外】です。



やっとこさ、ウェブサイトが出来上がりました!


タイトルは、「万年筆デビュー.COM」です。

⇒ http://www.fp-debut.com/index.html


万年筆を始める方にとって、このサイトを見るだけで

必要な知識を全て得られるような

万年筆専門サイトにしていきたいという思いを込めました。


このサイトを通じて、万年筆を楽しむ人が

一人でも増えればいいなと思っておりますので、

あなたのお友達や家族、親戚で、

万年筆に興味のある方がいらっしゃいましたら

是非このサイトを教えてあげてください。


これからメルマガを配信するに従って、

どんどんウェブサイトの内容を充実させていきますので、

どうぞ末永くご活用ください。



■あと、告知です。


株式会社デザインフィル ミドリカンパニーの

「トラベラーズノート」というのをご存知でしょうか?


「旅を愛する全ての人たちに」向けて開発された、

植物性タンニンでなめした牛革を

ザックリと大胆にカットして、ゴムを留めただけという

シンプルでかなり荒削りなデザインのノートカバーです。


サイズはレギュラーサイズとパスポートサイズがあり、

どちらもジーパンのポケットに突っ込んめるサイズになっています。

レギュラーサイズは、チケットや小さなマップが挟み込めるようになっています。


本来革製品ではマイナスの要素でしかない、すり傷や引っかき傷も

このノートにとっては「テイスト」に変わってしまいます。

なんだか旅に出たくなるような、不思議な雰囲気を持ったノートです。



そんな、トラベラーズノートを紹介するイベントを、

京都の阪急河原町駅近くの

「同時代ギャラリー」というところで開催するそうです。

関西初上陸だそうです。


いつもお店に来てくれる営業さんが「是非」と

ご案内してくれましたが、このイベントは、

関係者だけでなく、一般の方も来場可能ということです。


どなたでもフラッと気軽に入場出来るそうですので、

可能でしたら、是非足を運んでみてください。


自分だけのノートをつくるための

「カスタマイズコーナー」なんていうのもあるそうです。

とても楽しそうですよ。



■「トラベラーズノートと仲間たち」in KYOTO

2010.9.17(FRI)

   - 9.19(SUN)

open / 12:00 - 19:00(最終日は18:00まで)


同時代ギャラリー

京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1F

⇒ http://www.dohjidai.com/



■その他の詳細はコチラ

⇒ http://www.midori-japan.co.jp/tr/



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



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 今号も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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