◆■■第27回 海外にはどんなブランドがあるの?その2 [万年筆メーカー紹介]

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 今再び、現代人の心をとらえ始めている「万年筆」の神秘と奥深さにせまる
 年間200本以上の万年筆を販売する万年筆販売員 吉尾武訓のメルマガ
 ■■ なぜ人は、万年筆に魅了されるのか ■■
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 ■ メルマガ発行人 吉尾武訓(よしおたけのり)のプロフィール 
 ⇒ http://www.fp-debut.com/profile/index.html 
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こんにちは、吉尾武訓です。


今号をもって当メルマガ、休刊します。


くわしくは編集後記で。


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 ■■ セーラー万年筆 ペンクリニック・インク工房 開催情報(随時更新)
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 ■ ペンクリニック

日程 : 2010年11月13日(土)~14日(日)

時間 : 午前10:00~午後6:00

場所 : 三光堂 (愛知県名古屋市)

 ペンドクター : 川口 明弘氏

お問い合わせ : TEL 052-722-3510



 ■ インク工房

日程 : 2010年11月13日(土)~14日(日)

時間 : 午前10:00~午後5:00

場所 : なかじまB-STOCK新百合ヶ丘店 (神奈川県川崎市)

 ブレンダー : 石丸 治氏

お問い合わせ : TEL TEL 044-959-5061



 ■ その他のペンクリニック・インク工房の日程を見てみる。
 
 ⇒ http://www.sailor.co.jp/NEWS/event/index.html


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 ■■ 知っておく価値がある万年筆キャンペーン情報
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 ■ パイロットコーポレーション

 『カスタムヘリテイジ912 発売記念キャンペーン』


 ●キャンペーン期間 : 2010年11月 ~ 2011年1月


 ●実施内容 : <1>期間中、対象商品を購入すると応募はがきがもらえます。 

        <2>A・B・Cの中からお好きな品を選び、応募します。

        <3>抽選で豪華賞品が贈られます。


 ●対象商品 : カスタムヘリテイジ912(万年筆・シャープペン・ボールペン)

        カスタムヘリテイジ91(万年筆・シャープペン・ボールペン)

        カスタムヘリテイジ92(万年筆)


 ●賞品 : 【A賞】旅行券10万円分(5名様)

      【B賞】パイロット×ソメス ペンボックス&カートリッジケース

         (10名様)

      【C賞】デジタルフォトフレーム(世界遺産デジタル写真集データ付)

         (30名様)


 ●応募締切 : 2011年2月11日(金)まで(当日消印有効)



■対象店舗しか行っていないクローズのキャンペーンなので、

 当たる確率は低くないと思います。


 現在、万年筆を始めようかな~と思っている人は
 
 利用してみるのもよろしいかと思います。


「詳しい内容や実施店舗はキャンペーンサイトでご確認ください」

 とありますが、まだ準備できていないようです。


 一応URLを載せておきます↓


 ●キャンペーンサイトURL :

 http://www.pilot.co.jp/campaign/heritage (準備中)



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 テーマ : 万年筆メーカー紹介
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 ◆■■第27回 海外にはどんなブランドがあるの?その2
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■それでは今日の内容です。



前回の続き、

舶来万年筆のブランドを紹介していきます。


ではいきます↓



■ペリカン(ドイツ)


日本でもっとも人気がある万年筆といえば

必ずこのブランドが挙がります。


代表的な「スーベレーン」シリーズは

「1000、800、600、400、300」と

5つのサイズがあります。


中でも軸のバリエーションが多い

800と400の万年筆が人気です。


毎日使うペンとして多くの人にペリカンが選ばれている理由は

「バランスの良さ」にあります。


5つのサイズは一人一人の手の大きさや用途に応じて

最適な一本を選べるようにバランスよく

ラインアップしています。


また各モデル、

太さや長さ、重さ、重心などが絶妙なバランスで設計されており、

ペン先の調子も硬いのから軟らかいので

いろいろバリエーションがあります。


金などの原料価格高騰の影響で値上げが続く中、

価格とクオリティのバランスを保ち続ける優良ブランドです。



■ラミー(ドイツ)


ラミーの創業は1930年。


今では創造しにくいですが、

当時は誰もが連想する、いわゆるベーシックな万年筆を

つくっていました。


現在のラミーの基盤をつくったのは、

1960年代にモダンデザインの要素を取り入れた

「ラミー2000」です。


バウハウスの影響を受けた工業デザイナーを起用し、

斬新でユニークな発想を筆記具に取り入れることに成功しました。


以来、約20人のデザイナーと契約し、

従来の常識をくつがえす筆記具を作り続けています。


他のドイツブランドにはないデザインと機能を備えており、

ファンも多くいらっしゃいます。


かっこよくて使いやすいペンが

お手ごろな価格帯で手に入る。


これがラミー最大の魅力です。


また、「ラミーサファリ」は

初めて万年筆を使う人の「登竜門」として

発売から20年以上経った今でも

お子様から大人まで大人気です。



■シェーファー(アメリカ)


一目見ればそれと分かる、

シェーファーの万年筆には際立った特徴が

2つあります。


ひとつは、胴軸に象嵌(インレイ)された

ひし形のペン先「インレイニブ」。


もうひとつは、キャップに輝くシェーファーの象徴、

「ホワイトドット」です。


ホワイトドットは1924年に品質マークとして誕生し、

現在に至る全商品に採用されています。


1920年代以降、ライフタイムペンやバランス、

PFMといった画期的なモデルを次々と発表し

アメリカ製万年筆の黄金期を築いたシェーファー。


当時の人気デザインを受け継いだ現行モデルは、

若い世代の人には新鮮な印象を、

昔を知るファンには懐かしさを感じさせます。



■アウロラ(イタリア)


1919年にイタリア北部のトリノで創業したアウロラは

イタリアでもっとも古い万年筆ブランドです。


「メイド・イン・イタリー」にこだわる姿勢は

創業時から受け継がれ、

現在もペン先の加工からボディの組み立てまで

トリノの自社工場で一貫して生産しています。


独創的なデザインと機能を兼ねそなえた筆記具の生産を追及し、

長い歴史のなかで数々のヒット作を誕生させてきました。


1949年に工業デザイナー、マルチェロ・ニッツォーリがデザインし、

1990年に復刻された「88」や、

建築家マルコ・ザヌソによる1970年登場の

「アスティル」「テッシー」は、

斬新なスタイルで筆記具の世界に大きな影響を与えました。


1930年代のセルロイド製万年筆を再現した「オプティマ」とともに

クラシカルなデザインと独創的な技術が調和した万年筆として

アウロラを代表する人気シリーズとなっています。


また、新しい世代に向けた万年筆づくりにも意欲的に取り組み、

「タレンタム」や「イプシロン」など、カジュアルなシリーズのラインアップも

充実させています。



■以上、海外の主だったブランドのご紹介でした。


いかがだったでしょうか?


あなたの中で、万年筆の世界が

かなり広がったのではないでしょうか?


もちろんこのほかにも国内で手に入る有名な万年筆メーカーも

存在しますし、

日本に入荷されていなくても、優秀な万年筆ブランドは

たくさんあるでしょう。


インターネットなどを駆使して、

いろいろ探してみるのも面白いかもしれませんね。



それでは今日はこの辺で、

いつかあなたが、最高の一本に出会えますように・・・。



■■ 編集後記


万年筆って、

本当に国やブランドによって作る万年筆にも個性があり、

販売店に並んでいるのを眺めていてもとても楽しいです。


一本の万年筆にこめられた歴史や人々の想い、

それが指先から伝わってくるのが

万年筆の素敵なところです。


また「想いを伝える」。

この点に関しては、あらゆる筆記具のなかで、

万年筆がもっとも適しています。


こんな素敵な筆記具とめぐり合えた感動を

少しでもお伝えできればと、

3ヶ月前にこのメルマガをスタートしました。


本日のこの号をもって、当メールマガジン

「なぜ人は、万年筆に魅了されるのか」は

休刊させていただきます。


理由は、開始当時にお伝えしたかったことが

ひとまず全部お伝えしきれたことと、

いま自分の目の前に

全精力をあげて取り組みたいことが現れたからです。



最後になりましたが、

これまで応援していただいたあなたに、

厚くお礼を申し上げます。



ご愛読、ありがとうございました。



どうぞ引き続き、万年筆ライフをお楽しみください。

また会う日まで、ごきげんよう。



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 最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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 ■■ なぜ人は、万年筆に魅了されるのか ■■

 発行人 : 吉尾武訓(よしおたけのり)



 モットーは「一番重要なことに集中する」「素直に行動する」
  
      
      「今日に集中する」「コツコツを積み重ねる」です。



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